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マルチクラウドの管理製品に進化した VMware vRealize のライセンス(2/2)

2021/06/30

vRealizeに用意された多彩なライセンス

vRealize は、オンプレだけではなくクラウドへも管理対象が広がっていく中、お客様のニーズに対応する多様なライセンスを提供しています。

VMware vRealize SuiteとVMware vCloud Suite の違い

vRealizeは単体だけではなく、Suiteとして購入することも可能です。Suiteには大きく「VMware vRealize Suite」と「VMware vCloud Suite」の2つのパターンがあり、それぞれStandard、Advanced、Enterpriseの3つのエディションが用意されています。

vRealize SuiteのStandardエディションは、vRealize Operations Advancedと vRealize Log Insight、アプリケーションライフサイクルおよびコンテンツ管理ツールのVMware vRealize Suite Lifecycle Managerを1セットにしたもので、AdvancedエディションではこれにVMware vRealize Automation Advancedが加わります。EnterpriseエディションはVMware vRealize Operations EnterpriseとvRealize Log Insight、VMware vRealize Automation Enterprise、VMware vRealize Suite Lifecycle Managerをセットにしたライセンスとなります。

さらにvCloud Suiteでは、Standard、Advanced、EnterpriseのいずれかのエディションにVMware vSphere Enterprise Plusがセットされています。新規に仮想基盤を構築する場合は、同時に管理系ツールをより低コストで整備できることからvCloud Suiteがお勧めです。

VMware vRealize Cloud Universalの登場

2020年10月、vRealizeの新たなライセンス体系として、「VMware vRealize Cloud Universal」が登場しました。vRealize Suite / vCloud Suiteはオンプレミスのサーバ上で利用する製品でしたが、これに対してvRealize Cloud Universalはオンプレミス版に加え、SaaSとして提供されているVMware vRealizeも併せて利用することができます。

例えば100CPUのライセンスを購入した場合、そのうち10CPU分をオンプレミスで使用し、残りの90CPU分をSaaSで使用するといった混在も可能です。

また、vRealize Cloud Universalのライセンスでは、VMware vRealize Cloud Subscription Manager、VMware vRealize Cloud Federated Catalog、VMware vRealize Cloud Federated Analytics、およびVMware vRealize AI Cloudもご利用いただけます。

※vRealize Cloud Universalライセンス利用時にはそのエディションに応じて vRealize Operations Cloud、vRealize Automation Cloud についてもエディションが存在します。

 

vRealize Cloud UniversalおよびvRealize Cloud UniversalにvSphere Enterprise Plus を付属したVMware vCloud Suite Subscription は、サブスクリプションで提供されます。基本的に1CPU単位のライセンスモデルとなり、Standard、Advanced、Enterpriseの各エディションで12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月、48ヶ月、60ヶ月の契約が可能です。長期の契約を選択するほど割安でご利用いただけます。

※vCloud Suite Subscriptionライセンス利用時にはそのエディションに応じて vRealize Operations Cloud、vRealize Automation Cloud についてもエディションが存在します。

VMware Cloud FoundationによるSDDCの実現

ヴイエムウェアでは、サーバ、ストレージ、ネットワークなどデータセンターのすべての構成要素が仮想化され、ソフトウェアでコントロールできるSDDC (Software Defined Datacenter) というコンセプトを提唱しています。

このSDDCを簡単に実現する手段となるのが「VMware Cloud Foundation(VCF)」で、 VMware vSphere、VMware vSAN、VMware NSX、SDDC Managerといったコンポーネントをフルスタックで提供します。

なお、VMware Cloud Foundation にはStarter、Standard、Advanced、Enterpriseの4つのエディションがあり、Standardを除くエディションにはvRealizeも含まれています。具体的には、StarterではVMware vRealize suite Standard、Advanced / Enterprise ではVMware vRealize Suite Enterpriseをご利用いただけます。

 

よくあるご質問

Q1:vRealize Automationはどのようなエディションがありますか?

A:vRealize AutomationはStandard Plus、Advanced、Enterpriseの3つのエディションが用意されています。仮想マシンの払い出しなど仮想基盤の日常的な運用オペレーションを自動化するのであればAdvancedを、さらにAWSやAzureなどのパブリッククラウド環境、Kubernetesのコンテナ環境まで管理するのであればEnterpriseをお勧めします。


Q2:CPUライセンスとOSIライセンスの違いを教えてください。

A:CPUライセンスは文字どおりCPU数をカウントします。一方のOSIライセンスはOSのインスタンス数をカウントするもので、25インスタンスを1単位として購入することが可能です。1台のサーバ上に展開された多数の仮想マシンを管理する場合はCPUライセンスがお得です。


Q3:VMware Cloud Foundationにも vRealizeは入っていますか?

A:もちろん入っていますので、すぐにvRealizeを利用できます。VMware Cloud Foundation StarterではvRealize Suite Standard、VMware Cloud Foundation Advanced / Enterprise では vRealize Suite Enterpriseをご利用いただけます。

※注)VMware Cloud Foundation StandardではVMware vRealizeを利用できないのでご注意ください。

 

 

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