導入について

VMware vSphereのライセンス

2022/11/03

VMware vSphere

1台の物理サーバ上で複数の仮想マシンを作成・運用するハイパーバイザーの「VMware® ESXi」をコアとして、複数のホスト(物理サーバ)をまたいで仮想マシンを無停止で移動させるvMotionや仮想マシンを冗長化するHA、レプリケーションなどの機能を持った仮想環境基盤のソフトウェアです。

社内に乱立していた物理サーバを仮想化して集約することで、ハードウェアの導入コストを削減するとともに、データセンターの設置コストや電気代、保守費用などのランニングコストを節約することが可能となります。

ライセンス体系

VMware® vSphereのライセンスには、仮想環境の構築に必要なツール一式を揃えたスイート製品の「キット」と、1ライセンス単位で提供する「エディション」の2つに大きく分かれます。

キット

キットは、「Essentials kit」と「Acceleration kit」に分かれます。Essentials kitは、中小規模または初めて仮想環境を導入する企業を主な対象としたもので、2CPUソケット以下の物理サーバ3台(計6 CPU)分のvSphereライセンスおよび管理製品の「VMware® vCenter Server for Essentials」(管理対象ホスト3台まで)がセットになっています。なお、上位ライセンスの「Essentials Plus」を選択した場合は、仮想マシンを無停止で移動させるvMotionや複数ホスト(物理サーバ)間で仮想マシンを冗長化するHAなどの機能も利用できます。Acceleration kitには、vSphereエディションライセンス6 CPU分に加えて管理製品のVMware® vCenter Server Standard(管理対象ホスト無制限)がセットされています。また、VMware vSphere Standard Acceleration Kitは、vSphere Standard ライセンス 8CPU分に加えてVMware® vCenter Server Foundation(管理対象ホスト4台まで)がセットのライセンスも提供しています。

エディション

vSphere エディションライセンスは、1ライセンス単位で購入いただけます。エディションライセンスには、ホストマシン(物理サーバ)のCPU数に応じて購入する「Standard」「Enterprise Plus 」の2種類のエディションと、Core数に応じて購入する」サブスクリプション型ライセンスの「vSphere+」が用意されています。

「Standard」はvSphereの基本機能である仮想マシンを無停止で移動させるvMotionや複数ホスト(物理サーバ)間で仮想マシンを冗長化するHAなどの機能を利用できます。

上位の「Enterprise Plus 」はvSphere機能をフルに利用することができ、ホストマシンあたりの統合率を高めたり、仮想マシンのパフォーマンスを向上したり、管理性を高めることができます。

「vSphere+」は、サブスクリプション型のライセンスです。業界をリードする仮想化テクノロジーやエンタープライズ対応のKubernetes 環境および価値の高いクラウドサービスが組み合わされており、サブスクリプションとして利用可能なSaaSベースのインフラストラクチャの構築を可能にします。vSphere+は、Core単位での購入となり、最小購入数は16となります。

vSphere Remote Office Branch Office (ROBO)

vSphere ROBO ライセンスは、リモートオフィスや支社などの小規模環境が各地に点在しているお客様向けのです。CPU単位ではなく25VM単位で購入いただくライセンスです。「Standard」「Advanced 」「Enterprise」の3種類があります。

ヴイエムウェアのハイパーコンバージドインフラ( HCI Powered by vSAN ) を検討中のお客様へは、VMware HCI Kitライセンスも別途用意しています。

※本記事では、「エンタープライズワークロード対応プラットフォームVMware vSphere 」をもとにVMware vSphere のライセンスをご紹介しています。

よくあるご質問

Q1:Essentials kitを購入した後、CPU単位ライセンスを追加購入して仮想環境を拡張することはできますか?

A1:直接的な拡張はできません。Essentials kitをAcceleration kitにアップグレードした後、CPU単位ライセンスを追加購入する必要があります。


Q2:vSphere 6.xや7.xから最新バージョンへのバージョンアップはできますか?

A2:ライセンス購入とは別にサポート&サブスクリプション (SnS) 契約があれば、アップグレードできます。


Q3:キットを複数購入することは可能ですか?

A3:Acceleration kitはできません。1拠点(サイト)につき1セットのみ購入することが可能です。Essentials kitは複数購入が可能です。


Q4:すでに導入済みのからアップグレードはできますか?

A4: SnS契約が有効なお客様は上位ライセンスへアップグレードできます。Essentials Kitをご利用のお客様はEssentials Plus KitやAcceleration Kitにアップグレード可能です。また、vSphereのエディションライセンスをご利用のお客様も上位のエディションにアップグレード可能です。


Q5:vSphere Standard 、vSphere Enterprise Plus 、vSphere with VMware Tanzu ライセンスは1CPU単位(1物理ソケット単位)で数えます。1CPU当たり1ライセンスが必要ですが、1ライセンス当たり、Coreの制限はありますか。

A5:1ライセンスにおける1CPU当たりのCore数には最大32 Coreとする上限があります。そのため、1CPUに32を超えるCoreがある場合、CPUライセンスを追加で購入する必要があります。

例えば、1CPU 28 Coreの場合、28 Coreは1ライセンスでカバーできるため、1ライセンスが必要となります。1CPU 48 Coreの場合は、48 Coreは1ライセンスでカバーできないため、2ライセンスが必要となります。
また、ライセンスを新規購入する場合は、サポートおよびサブスクリプションサービス(SnS)も購入いただく必要があります。ライセンスと保守は1:1でご購入いただく必要があります。


Q6:物理サーバー 3台で各サーバーに2CPU搭載の環境でvSphere Enterprise Plus ライセンスを購入したいです。必要なライセンスはいくつでしょうか。

A6:1CPUあたり、32Core以内の場合、6ライセンス購入が必要になります。


Q7:現在、vSphere Enterprise Plus ライセンスを持っています。引き続き、SnSを更新することはできますか?

A7:はい、更新できます。また、vSphere+への移行も可能で、お得なプログラムが用意されています。詳細については、担当営業までご連絡ください。

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