課題を解決

Office 365 へのアクセスを最適化
VMware SD-WAN と Horizon Cloud on Azure の検証結果を日本マイクロソフトと共同で発表(2/3)

2019/12/02

Office 365へのアクセスを最適化するSD-WANとDaaSのソリューション

VMware SD-WANの概要

Office 365をはじめとするSaaSの快適かつセキュアな利用を実現するSD-WAN(ソフトウェア定義の広域ネットワーク)のソリューションとして、ヴイエムウェアではVMware SD-WANを提供しています。

VMware SD-WANを構成するのは、各ブランチサイトに展開するハードウェアアプライアンスまたは仮想インスタンスの「SD-WAN Edge」、クラウドベースのマネジメントポータルである「SD-WAN Orchestrator & Controller」、SaaSへのアクセスを最適化してクラウドアプリケーションのパフォーマンスを最大化する「SD-WAN Gateway」の3つのコンポーネントです。これによりWAN全体を俯瞰し、すべてのサイトの健全性やリンクの品質状態、各リンクにおけるアプリケーションの使用率などをリアルタイムに可視化します。

VMware SD-WANによる課題解決

VMware SD-WANは特定のSaaSを利用する際に、ブランチサイトから直接インターネットへ接続させる、いわゆるローカルブレイクアウトにより先述のバックホール問題を回避します。

ただし、このローカルブレイクアウトを行うだけでは、必ずしもSaaSのパフォーマンスが改善するとは限りません。仮にローカルブレイクアウトにより広帯域にインターネットへのアクセスが利用できたとしてもラストワンマイルのインターネット回線品質により、アプリケーションがその広帯域を使い切れない場合があるからです。

こうしたインターネット回線品質に関する問題もVMware SD-WANが解決します。ヴイエムウェア ソリューションビジネス本部 ネットワーク&セキュリティ営業部 グループリーダーの石井 友弥氏は、「VMware SD-WANの最大の特長は、世界中のパブリッククラウドの1000箇所を超える拠点に設置されたSD-WAN Gatewayを利用してパケットロスやジッタといったラストワンマイルのインターネット品質を補正するにより、目的のSaaSへのアクセスを最適化できる点にあります」と説明しました。

Horizon Cloud on Azureによる課題解決

Office 365へのアクセスを高速化するもう1つの主要なソリューションが、VDI(仮想デスクトップ)をパブリッククラウドのMicrosoft Azureから提供するVMware Horizon® Cloud on Azureです。ヴイエムウェア ソリューションビジネス本部の井本玲雄氏は、「Office 365を使用する際に、このDaaS(Desktop as a Service)環境からアクセスすることで、通常のインターネット経由を大きく上回る快適なパフォーマンスを発揮し、特に大容量のファイルを送受信する際にメリットを得ることができます」と説明しました。

Office 365への高速通信を支えるマイクロソフトのグローバルバックボーン

現在、マイクロソフトは世界38地域に数百のデータセンターを構えており、これを基盤としてMicrosoft Azureの54のリージョンのほか、Office 365、Bing、OneDriveなどのクラウドサービスを運用しています。
日本マイクロソフト クラウド&ソリューション事業本部 インテリジェントクラウド統括本部 Azureインフラストラクチャ技術営業本部の本部長を務める

平谷靖志氏は、「これらのデータセンター間は、10万マイルに及ぶ光ファイバーおよび海底ケーブルを含むマイクロソフト独自のグローバルバックボーンネットワーク(Microsoftネットワーク)で接続されています。ユーザーは世界130か所を超えるエッジノードを通じてこのMicrosoftネットワークに入り、各種クラウドサービスにアクセスすることができます」と訴求しました。

こうしたグローバルバックボーンネットワークに対するマイクロソフトの積極的な投資の背景にあるのは、「ネットワーク低遅延化のために可能な限り顧客の近くにエッジを配置する」「耐障害性強化のためネットワーク容量を継続的に増やしていく」「SDNを積極活用して大規模なトラフィックを管理する」といった方針です。

要するにHorizon Cloud on Azureは、このMicrosoftネットワークの卓越したグローバルバックボーンネットワークをそのまま使える強みを生かし、Office 365への高速アクセスを可能としています。

さらに平谷氏は、ブランチからMicrosoft Azureへの接続、ブランチとブランチの間の接続をMicrosoft Azure経由で最適化・自動化するネットワークサービスAzure Virtual WANにも言及。今後、VMware SD-WANとの連携を進めていく計画を示しました。

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